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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2008年02月25日

僕と、君と、ときどき仕事-act01-

第1話「始まり・・・」

(あんなことしてるからバカなんだよ。
 まったく・・・)
ある中学校の教室。
中学2年の美緒(みお)は、窓際の席に座っている
修二(しゅうじ)を見ながら思った。
当の修二は相変わらず空を見上げている。

美緒は、成績優秀だが、あまり運動は得意ではない。
しかし、社交的で、友達もたくさんいる。
修二はいたって謎だらけの転校生である。
そのため、周りには友達がいないらしい。

そのとき、先生が言った。
「おい修二、この文を訳してみろ」
(どーせできっこないね。)
美緒は思った。しかし、
「その国には、たくさんの都市がある。」
なんと、あっさり答えた。
これには、クラスのみんなが驚いた。
話を聞いていなかった人間が、こんなに出来るものなのか?
そう、誰もが思った。

10分後、授業はチャイムと共に終わった。

あまりにも不思議な存在に美緒は刺激された。
そして、修二の前に立つと、
「なんであんなにすぐ分かったの?」
と聞いてみた。
「分かるから・・・」
謎めいた答えである。
「じゃあテストはどうだったの?」
「悪いよ。60点ぐらい。」
ますます謎に包まれる。
呆れた美緒はその場を離れ、自分の机に落書きをする。
落書きはまもなく完成した。

第2話に続く・・・  


Posted by 電子回路 at 22:44Comments(6)僕と、君と、ときどき仕事