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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2011年04月27日

お久しぶりです。

どうも、管理人です。
地震以降、皆様いかがお過ごしでしょうか。

また、東北にお住まいの方には、
心から一日も早くの復興をお祈りいたします。


・・・えーと、高校生らしくない文面ですんません。
国語だけは昔からできないので。。。


ということですが、
今日は原発について、簡単に説明したいと思います。


日本で現在稼動している原子炉は2種類あって
沸騰水型原子炉(以下BWR)と
加圧水型原子炉(以下PWR)があります。

福島第一原発はBWRで、主な特徴は
・構造が簡単で、メンテも比較的楽
・火力発電と同等の熱効率
・核反応の制御が比較的簡単
などがあります。
一方、美浜原発などのPWRは、
・構造は複雑になる。
・熱効率が比較的高い
・BWRに比べて安全である
などがありますが、
両者に共通なのは
・事故が起こると大惨事になりかねない
といったことです。

原子炉は、核エネルギーを熱として取り出します。
それをタービンを回すのにつかうわけですが、
この制御がけっこう大変なんです。

また、今回のような緊急時には緊急炉心冷却装置(以下ECCS)が働きますが、
福島第一ではそれが発動しませんでした。
そのために様々な被害が起きていますが。

放射性物質で注意すべきは
ヨウ素とセシウムです。

ヨウ素は、我々が普段から取っているものですが、
放射性ヨウ素には発がん性があると言われています。
なぜなら、放射線で体内の細胞(とくに免疫細胞)が攻撃されるからです。
そのため、出来るだけ取らないようにしないといけません。

セシウムは、普段あまり利用されませんが、
体内に入ると、カリウムと同等の働き(細胞の活動を起こす)をします。
問題は半減期(放射性物質が半分になる時間)が長いことです。
詳しい害はわかっていませんが、発がん性があるとも言われています。


これらは体内に入ると危険は危険ですが、
より危険なのはヨウ素の方です。

というのも、ヨウ素は免疫を破壊しやすいため、
様々な病気にかかりやすくなってしまいます。
また、セシウムはカリウムと同様に働くので、
害にしかならない、というわけでもないからです。

取らないように、とは言いますが、
一応どのくらいならダイジョウブかと言うと、
群馬や埼玉くらいの地域で取れたものなら、かなり安全に近いといえるかと思います。
逆に茨城・福島は危ないかと思われます。


詳しいことはまた後にしたいと思います。  


Posted by 電子回路 at 22:13Comments(0)日常