2013年07月29日

前回の続き

テスト近いのにこんなことやってる俺って・・・

ということで、本題入っていきますか。

3.混信する原理

無線LANは通信手段として電波を使用しています。
ということは、混信するか否かは電波の性質も関係してきます。
つまりは波としての性質も関係してくるということです。

ここで、通信に影響を及ぼす波の性質とは何でしょう?
答えは、波の「干渉(合成)」という現象です。

わかりやすくするために実験しながら。
ひも(縄跳びの縄でもおk)を一端を固定した状態にしてください。
一回だけ(上下がわかりやすいです)振ると、波ができます。
これを連続させれば完全な波となりますが、
ある周期で固定させると完全な波形を維持できるはずです。
これを定常波といって、干渉(厳密には合成)によるものです。
定常波ができている状態で、周期を少し変化させれば
定常波は消えてなくなります。
これは周期のずれによって定常波が成立しなくなったためです。
ただし、この実験では同じ周期でもひもの長さを変えると成立します。

もう一つ例を。
音叉を2つ、同じものを用意します。
そして片方には音叉の枝におもりをつけます。
ひもを巻くなどでもいいです。
そして同時に鳴らして音を聞くとうなりが生じているのがわかるはずです。
これはおもりをつけたほうの音叉の周波数が変化し、
合成波を観測したときにその合成波がうなりとして検出されたためです。

書いていてなんか違う例を出している気がしますが、
とにかく「本来の波形が崩される」と認識してください。

4.ではどうすればよいのか?

さてそれでは本題へ。
どうすれば混信を回避できるのか。
ここでは基本的に行われている3つの方法を提示します。

4-1.通信チャンネルを変更する

無線LANでは電波を使い通信しますが、
その電波はチャンネルによって区切られています。
詳しい話を抜きにすれば、2.4GHz帯の場合、有効に使えるのは
1-6-11ch
2-7-12ch
の2通りです。
これ以外ではどうしても混信が発生しがちです。
チャンネルを変更するには、無線LAN親機の設定が必要です。
これはさすがに紹介できないので取説などを参照してください。

2.信号強度を強くする

電波には強さというものがあります。
もしこの強さに極端な差があれば、
チャンネルが近くても(オーバーラップという)通信できます。
最近では会社によって名称に違いがありますが、
「ハイパワータイプ」というものが各社から販売されています。
これを使うのも手です。
残念ながらおすすめの機種は言えませんが。

3.周波数帯を変更する

お金さえかければもっとも強力な方法です。
2.4Ghz帯を使っているならば5GHz帯にすればいいのです。
ただし、対応した無線LANの親機と子機のセットが必要になります。
子機は絶対でもないですけど・・・


以上、無線LAN対策でした。
書くのがめんどくさくなってきたので終了。申し訳ない。
でも投稿時刻を見て。気持ちもわかってほしいな。
まぁ、悪いのはだれか、と言われれば・・・


同じカテゴリー(電子機器関連)の記事画像
メモリの交換方法:デスクトップ編
たまにはSSのっけてみる
ハードディスク 究極活用
start! PSP de インターネット!~機能編~
start! PSP de インターネット!~基本操作編~
start! PSP de インターネット!~接続編~
同じカテゴリー(電子機器関連)の記事
 Windows8にて気づいたこと (2013-08-09 10:00)
 そういえば思ったこと (2013-06-14 16:24)
 Windows8を使った感想 (2013-06-12 19:16)
 メモリの交換方法:デスクトップ編 (2008-11-06 21:22)
 たまにはSSのっけてみる (2008-09-15 13:46)
 P4M890を叩いてみる。 (2008-08-30 14:32)

Posted by 電子回路 at 01:28│Comments(0)電子機器関連
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
前回の続き
    コメント(0)