何となく、な日々・・・

こんにちは、電子回路です。

今日は、今日あった出来事について考えたいと思います。

数学の時間。
私の後ろの席のｘｘ君が、先生に向かって
「キモイです。」って。
その後のやり取りは覚えてません。
ちなみに、この数学の先生はなぜか嫌われていて、生徒に評判の悪い教師の一人です。
もちろん、他にもいますが・・・

さて、検証してみましょう。
まず、何故人に向かって言えるのか、ということ。
今の小中高大生にとっては普通なのでしょうが、なぜでしょう？
それは、「自分を優位に立たせるため」であることが考えられます。
言い換えると、友達同士の口げんかのでっかいバージョン、ということです。
一般的に、相手が傷つく事を言うと、相手は強く反発するか、逆におとなしく受け入れるかのどちらかをとります。
もし後者なら、相手を手なずけやすいので、優位に立てます。
それと同じで、例えば来て欲しくなければ相手が傷つく事を言って遠ざけるのです。

次に、何故教師に対して言えるのか、ということ。
これも、小中高大生にとっては普通のようです。
しかも、教師だけでなく、親にも言ったりします。
これは、「自分が優位であることを思い知らせるため」であると思われます。
普通、親や教師の方が立場が上だと思うなら反抗したりしません。
しかし、立場が逆転したように思われると、反抗したり、暴行したりします。
私は、これは、実は誰にでも可能性があると思います。
人は、環境によって様々に変化する特異な動物です。
親の教育や、とりまく環境次第で、反抗したりしなかったりします。
しかし、その後逆の環境にしばらく置いておくと、性格が逆になったりします。
これは、この攻撃本能に由来していて、環境によってこの本能が抑えられたり、出てきたりします。
よく殺人を犯した学生の知人などは、「あの子はいい子なんだけど・・・」などと言いますが、実際は学生を取り巻く環境が変化し、攻撃本能を刺激したためで、誰が指示したわけでもありません。
目上の立場の人に反抗することは、学生が殺人を犯すのと同じ原理なのです。